先日、大学の実験に協力するためにゆめを連れて行った。

分野は違えど、私も大学での実験などの結果を、これから論文にまとめていく立場にあるので、実験協力者の存在のありがたさはよく分かる。
まして、今回は柴犬を募集しているとあっては協力しないわけにはいかない。

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大学までは歩くと遠いので、自転車に乗せて連れてくることにした。

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どのような論文を書くために、どのような実験をするのか。
詳しく聞くことはしなかったが、実験の概要を聞くとおおよそのことは想像がついた。

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ゆめは採尿をしたのち、心拍計を取り付けた。
実験中の心拍の変化を記録するのだろう。

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ゆめはくつろいでいる。
この後、ゆめはコントロールとしての蒸留水、またはオキシトシンを経鼻腔投与された。
どちらが投与されたかは私にはわからない。
盲検という仕組みである。

そして、見知らぬ人が部屋に入ってくる(ストレス)をゆめに与えた。
このときのゆめの変化を観察するのだ。
このとき、行動変化の指標として、アイコンタクトの時間を計測する、という手法を用いていた。
だが、この方法には少々首をひねらざるを得ない。
もともと、ゆめはアイコンタクトを積極的に行う犬ではなく、注意を向けるだけならば、耳をこちらに向けるだけなどいくつかのパターンがある。
それに、アイコンタクトの有無については、計測者の主観がかなり影響する。
たくさんデータを集めて誤差を少なくするにしても、最終的にきちんとしたデータが集まるのか、いらぬ心配をしてしまった。

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実験が一通り終了したあとの安静時間。

ゆめは、見知らぬ人にはかなり警戒心をあらわにし、動くたびに吠えていた。
見知らぬ人たちが部屋を出ていくと、ちょっと安心した表情を見せる。
ゆめの警戒心は、最近ますます磨きがかかってきたようだ。
さすが、日本犬である。

実験には、時間をおいてもう一回協力することになる。
ゆめにとってもいい経験になることだろう。

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